日時:10月8日(水)13:30~15:00
会場:福岡県福岡市博多区沖浜町2-1 マリンメッセ福岡B館2階 特別セミナー会場 B2
対象:半導体ユーザ企業、半導体設計企業、製造業・サービス業、自治体・支援機関ほか
内容:独自設計の半導体を活用する企業が製品・サービスの付加価値を高めている事例や見通しなど
講演概要
九州では半導体関連投資の拡大とサプライチェーン再編が進み、半導体を使う“ユーザ企業”においても半導体の活用が競争力となりつつあります。本セミナーでは「いかにして半導体を自社の製品やサービスへ組み込むことで、新たな価値を生み出せるか」というビジョンを提示し、半導体ユーザ企業の裾野拡大を通じて地域の競争力強化を図ることを目的としています。
【講演】 九州における半導体産業のさらなる成長に向けて
【パネルディスカッション】 半導体を味方に ― 半導体ユーザ企業の価値創造
講師プロフィール
1959年、三重県生まれ。東京大学卒業後、株式会社東芝入社。1988年~90年、カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員。 2000年、慶應義塾大学に移り教授、2020年より名誉教授。2007年、カリフォルニア大学バークレイ校MacKay Professor。 2019年より東京大学教授。d.labセンター長とRaaS理事長を務める。IEEEと電子情報通信学会のフェロー。 ISSCCで世界的に最多級の論文発表を行い、著書『半導体超進化論』は多言語に翻訳されている。
1973年横浜市生まれ、北九州市育ち。九州大学大学院比較社会文化研究科修了。 主任研究員、事業開発部長を経て2025年より現職。専門は地域経済論、産業配置論、地域産業政策論。 半導体産業を切り口に「産業クラスターと地域産業」に関する調査研究と政策立案を推進。 共編著に『シリコンアイランド九州の革新者たち』、『半導体クラスターのイノベーション』など。
国内半導体会社の経験に加え、シリコンバレーにて長年半導体設計に従事。 現在は安川電機でロボット、サーボ、インバータ製品搭載ASICの開発を統括。 FA分野に適した半導体技術活用を見据えた研究開発を推進し、九州半導体ネットワークとの連携にも注力している。
IPA未踏ソフトウェア採択を契機にOSS活動を開始。WIDEプロジェクトや日本Javaユーザー会で実績を積み、 日本Androidの会を立ち上げた。文化庁メディア芸術祭推薦作品の制作や、静岡大学の超小型衛星開発、 インターステラテクノロジーズでの宇宙ロケット開発に従事。現在はISHI会を立ち上げ、オープンソース半導体の普及に取り組んでいる。
ミノルタカメラでスキャナ・デジカメ開発設計に従事後、メガチップスでSoC開発を推進。 2017年にテクノリベロを起業し、コンサルやセールスレップを展開。 現在も民間・大学・国プロなど幅広くカスタムチップ開発支援を行っている。
スーパーコンピュータ開発に携わり、以後ハイエンドサーバーやネットワーク機器用LSIを多数開発。 デジタル社会に対応するため革新的な半導体設計を推進し、競争力強化に向けた新しい取り組みを展開している。
営業店での法人営業や営業戦略企画を経て現職。九州地域の半導体産業成長戦略を金融面から支援。 Q-BASS活動や産官学金連携を通じた産業クラスター形成に尽力している。


