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セミナー・交流会(住まい・建築・不動産の総合展 [BREX])

能登半島地震における地盤と建物被害から学ぶ、命を守る地震対策

T7-17

(株)Be-Do

技術部長

横山 芳春 氏

セミナー概要
セミナー概要
近年繰り返される、熊本地震や北海道胆振東部地震、そして昨年の能登半島地震では、多くの住宅や地盤の被害が発生しています。大地震による被害は、地盤の揺れやすさの特性や、盛土などの影響、また家屋の耐震性によって状況が変わるということが繰り返されています。
特に能登半島地震では、同じ地域の中で被害状況が全く違っていたケースもありました。発災後の綿密な現地調査と、地盤・住宅を対象とした「常時微動探査」という調査を行うことで、被害の傾向と実態が明らかになってきております。本講演では、それらの最新の情報についてお話しします。
また、現状の地震防災の課題として、家庭ごとに被害を想定した備えという点まで踏み込んだ対策が不十分という点があると考えます。実際の地震でどのような被害があったのか。注意したい点はどこか。現地調査及び各種情報から地盤と建物被害を検証した結果をもとに、個人の方から住まい、建築、不動産プレイヤーまで知っておきたい、大地震から命を守る対策についてお話しします。

  セミナー概要

登壇者プロフィール

地形と地質、地盤災害の専門家。早稲田大学大学院理工学研究科博士課程を修了、関東平野の地形・地質のなりたちに関する博士論文で博士(理学)の学位を取得。早稲田大学理工学総合研究センター勤務ののち、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質情報研究部門などで研究に従事。現在は、株式会社Be-Do技術部長として、能登半島地震の被災地調査や、「常時微動探査」を活用した住宅の地震への備えを普及促進している。
日付 > 6/6(金)
EXPO > 住宅ビジネスフェア
EXPO > 非住宅 木造建築フェア